■土曜日

あたしの数少ない女友達がオーストラリアに旅
立っていった。
彼女の去り際はとても美しかった。

目に涙を溜めながら「じゃあ、しばしお別れだね」
なんて言って。

彼としっかりハグを交わしつつ、彼は彼女の頭に
軽くキス。

こんなことをおちゃのこでやり遂げてしまった
彼と彼女に、とても深い信頼関係を見たのでした。

その後、ベアと残された彼とで上野公園へ。
なーんにもすることがないので、噴水のそばで
昼寝。
ルンペンが多い上野で、人目はばからず昼寝とは
私らいつでも野宿できるかも。

■日曜日
M氏からの誘いを断りつつ、家で療養。
風邪ひいちまったようだ。

夕方ゆるーく起きたら、ガーデン君が突然
「鍋をやりたい!」とのたまった。

勢いに任せて、ベアちゃんとタイガー、K君を
呼んで鍋パーティ。

昨日のメニューは「豆乳シャブシャブ」。

中華スープベースに豆乳を入れて、豚肉とわけぎ、
水菜で構成したシンプルな鍋。
うんみゃい。

中華スープ作るために、ガラスープを買ったんだけど、中華スープってチャーハンやら炒め物やら、
いろいろな料理に使えていいなあ。
役に立つヤツだなあ。

その点、あたしツブシ聞かなくて困っちゃうよ。
私も中華スープみたくお役立ちキャラになりたい
にゃあ、なんてくだらないことを思いつつ。

ベアが持ってきたチヂミの粉を調理して
マッコリとワインとビールをチャンポンしてたら

いっきなり、襲ってきた。吐き気が。

顔に冷や汗みたいなのがドクドク出てきて
お腹がゴロゴロいうからトイレに駆け込んで。

出すもん出してる途中で、ツワリのごとく
胃からどんどこ気持ち悪いもんが上がってくる。

慌てて、トイレの座椅子に前のめりになって
事なきを得た。

ひえー、唇真っ青。

どうしちゃったんだろう、私。

なんか、気持ち悪くなってそのまま寝てしまった。

終わりは冴えない週末でしたとさ。

最近はそればかり考えている。

いや、仕事の打ち合わせである女性と
知り合ったからだ。

その人は会社でのストレス(主に人間関係)
から自律神経をやられ、過呼吸症候群に
なりフリーとして独立した人だ。

自分の力だけで一軒屋を建てた彼女。
猫とだんなさんと静かに暮らしている。

かっこいいライフスタイルだ。

考えてみれば、やる気がなくても毎日会社へ
行っていればまとまったお金が入ってくる。
それだけでとってもおき楽なんだけど。
守られてる感じするんだけど。

ウチの会社の場合、どんなに働いても低賃金
だから、ヤル気がなくなってしまうのも確か。
守られてるという意識も薄れてくるもの。

だったら、自分の実力がどこまで通用するのかを
試してみるのもいいのかもしれない。

転職して、また別の会社に頼るよりは。。

まあ、やっぱり食えなかったり、大変だったら
お気楽会社員生活に戻ればいいだけで。

それができるのも若いうちだけかなと思うので。

年をとればとるほど情熱がなくなるのは
目に見えているから、今のうちに冒険しとけよ
みたいな。

クダ巻いている暇があったら、
どうやったら稼げるかを真剣に考えろ的な。

あー。

Jack Jhonson

2003年9月30日
「打ち合わせで出かけてきます」と、
会社を出たあと、向かった先はリキッドルーム。

そう、もちろんJackさんを見るため!

本当は前座のバンドも気になっていたのだけど
さすがにそれは無理だった。
ボニピンも出たらしいのだが、かなりシラケテ
いたらしいぞ。

ボニピンの存在意義がよくわからないなあ。
矢井田瞳と同じような感じ??

新宿は久しぶりに行ったけど、だからリキッドまで
軽く迷ったけど。

ほんと嫌な町だにゃあ。

蕎麦屋の隣に「ヌキッ娘クラブ」とかの風俗店とか
普通にあるし。

それがちょこちょこ新宿とか行くようになると
「全然当たり前でしょ」みたいな感覚になってしまうのがツライぜ。

 ライブのほうはですね。ゆるかった、実に。
決してハデさはないのに、会場全体が一つに
なっている。
モンパチを始めとした“青春パンク系”のライブも
きっと一体感ってあるんだろうけど、おばさん
には押し付けがましくって胸やけしちゃうのね。

その点、サーフィンと音楽をこよなく愛する
ジャックさんのライブには押し付けがましさ
なんて微塵もない。

むしろ仙人系か牧師系の悟りを開いているので
ないかと思ってしまうほど。
穏やかで静かに、でも力強く歌っていた。

あたしも一緒に歌っちゃったもんね。

昨日買った本
「体を温めると病気は必ず治る」

あたしったらタバコがんがん吸うくせに、
意外と健康オタクなんです☆

内容は後ほどご報告ということで

一瞬帰省

2003年9月28日
10分ぐらい。

オイラの住んでいた地域はちょびっと
米を作っていたことを知る。

姉の彼氏が運転する車で、田園風景の中を
走りながら思った。

住んでいた時は何の変哲もない退屈な
町だと思うばっかりで、周囲に目を配ろうとも
しなかった。

いざ離れてみると見えてくることがたくさん
あることを知った。


後部座席に座りながらボケーっと老人のように
無心で景色を見るのが好きだ。

きったない川で釣りをしている風景を見ていると
のどかだなあと思うし。

それに比べてあたしは何でこんなに毎日
忙しいんだ。

なんか、あたしの周囲だけ地球の自転が早い気が
するぞ。

もういいや、こんな生活形態。

あたしは季節の移り変わりとかをゆっくり
感じたいし、おいしいものを時間をかけて
食べられる生活がしたい。

きっと仕事をしているという時点で、↑
こういうことって、少なからず誰もが犠牲に
しているわけなんだけど、今のあたしは
それ(犠牲)が多い気がするのね。

なんか、家族や友達を含め、そういう大切なもの
を無くしてしまいそうな焦燥感を最近感じる
のですわ。

やっぱ秋だからかしらん?



勝手に思っているだけなんだけど。

ところで、シェアメイトのガーデン君は
キッチンの使い方がすごーく汚い。

なんてか、「男の料理」って感じで
油ギッシリ使って強火で調理すればそりゃ
ガス台も汚くなろうに。

家にはキッチンクリーナーというものを
常備しているのになあ。

彼はガスコンロに汚れがついていても
「拭く」という発想をしないみたいだ。

ガスコンロを清潔にしていないと(古いとかは別)
とても貧乏くさく見えるし、みっともない。

「男は掃除ができなくて当たり前」

は、もう通用しないのでは?

というか、私だって掃除全般は得意ではない。
でも、3人の共有スペースをきれいにしようという
意識はあるし、行動も起こしている。

だから、彼の愛のない行動には腹が立つ。

最近の彼の周囲に対する「愛のなさ」
「ガキ臭さ」、「口だけで行動しない」っぷり
が目に余るなあ。


今日の日記

2003年9月21日
ベアちゃんの家で酒盛り。

M氏のことを相談してみた。

「あんたの気持ちがどうなのか、もう一度整理
したほうがいいよ」とアドバイスを受ける。

おっしゃるとおりで。
私は考えることをいろいろと先延ばしにしたり
ウヤムヤにする傾向があるみたいで、
それを再認識させられたような気がした。


私ができることは何か? をちょっと書き出してみよう。

1タイガーとの関係を好転できる方法を考える。
それが離れて暮らすことだったら、それもあり。
まずは、私の気持ちを彼にきちんと伝えることから

*気持ち=そばにいすぎてきっと彼の愛情、私の愛情がどんなもんかよくわからなくなった。

2M氏とは、最近席が離れたせいで、あまり顔を見ることはなくなった。物理的な距離を置くのと、前のように精神的にベッタリはもうやめよう

3自分の時間をもっと大切に過ごすことで、末っ子
特有の「甘えたがり」を矯正する

久しぶりに訪れたベアちゃんの家は、少しずつ
一人暮らし仕様に快適に工夫されていて、

なんかうまくかけないけど、「余裕」みたいな
ものを感じたよ。

まだまだ自分の甘さがすっごい目立つ。
ああもう。


日記を読んでくれてる皆様。

長らく更新が滞っておりました原因は
夏休みを取っていたからでした。

特別どこへ行くわけでもなく、

いや、行ったけど。

海とか伊豆とか居酒屋とか。

いちいち「私こんな楽しいことしてますよ★」的な
報告書を書くのもうざいかなと。

いや、単にここで報告するようなオモチロイ
出来事がなかったってだけなんすが。

昨日は一日家にこもって主婦みたいなことをして
いました。誰とも口を聞かずに。

いやあ、主婦ってすっごい孤独。

何年も続けられないよ、あたし。

会社行くのもつらいけど、
家にこもって家事をせっせとこなすよりはマシ。

主婦ってそれ自体は意義のある仕事だと思うのだけ
ど、私には向いてないんだなということが
はっきりわかった。

今日の日記

2003年9月10日
朝から海でロケ。

早朝の海をカメラマンと車で走らせる。

気持ちいい。

いっそのこと、海の側に住もうかな。

人を人とも思わない今の会社に勤めるよりは。

そんなことを

海を見ながらボンヤリ考えた。
早朝起きて早々、無心に資源ゴミを集める。

資源つっても、しこたま飲んだビールの空き缶
がやたら目立つだけ。

両手いっぱいにビールの空き缶ぶら下げて

ヒイヒイしながらエレベーターへ。

ちょうどいいタイミングでドアが開く。

そこには見知った顔が。

朝帰りのタイガーだった。

「おっはー」

声をかけてサクっとゴミだしをしようと
すれ違う。

「お前何やってんの?」
「いや、あの、ゴミ出し」

最近ゴミだしをさぼっていたのがバレたか?

イソイソといこうとすると

「資源ゴミは昨日だぜ」

あたしが持っているビールの空き缶を
チラ見して、

彼はクールに言い放った。

うっそー!

しばしボーゼンとしながら、その場に立ち尽くす。

やばい、とうとう曜日感覚までヤラレてきている。


営業女子と久しぶりにサーフィンに行った。

最近凹み方が半端なかったので、朝起きても
あまりやる気が起こらなかった。

重たい足で電車に乗って、目的地へ
着くころにはだんだん復活しつつある自分に
気づいた。

今日は波がまったくなくって、
ただただボンヤリ波待ちとかしているだけ
だったけど。

メローな空間にいるだけで、ここ数日のモヤモヤが
クリアになっていく気がした。

憂鬱すぎて、歩いているだけでも急に涙が出て
くるぐらい不安定な精神状態だったのに、
それも落ち着いてきた。

特別何か答えが出たわけでもないんだけど、
その答えを出すためにもがいたっていいんじゃないか、もがいてみようじゃないかと思えたのだ。

おとうちゃんだって、励ましのメールをくれた
「自分と波長の合う会社が見つかるまで我慢、
我慢」って。

そうだね、もう少し頑張れってことなんだよね。

海やおとうちゃんが見守ってくれるってのが
わかったから、ココロが静かになったのだろう。

もう少し、やってみますか。

やっぱり私の嫌な予感って大当たりしてしまう。

その感覚を競馬に生かせたら、あたしは大金持ちに
なれるのではないかと思うほど。

タイガーの優しい言葉がココロにジワジワと
染みてきて、涙が止まらない。

あたしはアイツに対して何をしてあげたことが
あったろう?

誰かのために何かをしてあげたいって思うことは
傲慢なのか?

それにしたって、あたしは

いつも自分のことしか考えずに

それをさも当たり前のこととして受け止めていた。

そんな、醜いあたしのどこを好きでいてくれる
んだろう?


昨日からゆる〜く禁煙している。
昨日は午前中に2本吸っただけで、後は
まったくタバコに手をつけなかった。


なんとなくその前の日に飲みすぎたのが
あって、タバコ吸った途端にものすごく
気持ちが悪くなってしまったからだ。

「タバコ吸いたいなあ」って気持ちはムクっと
くると、とりあえず15秒は我慢してみろと。

15秒気を紛らわせたら、次の“タバコ吸いたい病”
が襲ってくるまではしのげるらしい。

結局その誘惑に、15秒間かけて我慢し続けることが
大事らしいのだ。

うーん。

実はもうすでにタバコ吸いたいんだよなあ。
だって、今まで1日1箱吸っていたんだもの。

でも、15秒、15秒。

せっかく昨日一日我慢したのに、今日のほんの一瞬で崩れてしまうのがもったいない!

だから、頑張ろうと思います。

久しぶりにやらかしてしまった。

会社の上司(呑み仲間)に酔っ払って
泣きながら懺悔。

あー、最悪。

彼女はどう思ったろう?

うーん。

もっと、ちゃんとした酒飲みになりたいなあ。

今日の日記

2003年9月2日
今、わかってしまった。

もう、電話はこない。

「厳選な審査の結果、今回はご期待に添えない
結果となってしまいました。」

って封書が来るのみだ。

忘れたころにね。

力不足は承知。

ただもう少しだけ、もうちょっとだけ
期待してほしかった。

期待させるものをこちらがアピールできなかった
ということが力不足ということなのか。

そうかそうか。

そういうことだね。



あたしのみらい

2003年9月1日
完全に放置プレイされている。

誰からとは特にいわないけれど。


そんなにじらさなくたって
いいじゃない?


やり投げは地味だ。おもしろくない。

砲丸投げは地味なりに、面白いところがある
スポーツだけど、やり投げに関してはまったく
感じられなかった。

ただただ、“狩猟っぽい”だけでエンターテイメント性がない。

あたしの好きな赤いラジコン・カー出てたけど、
アイツの頑張りだけが空回りしているような。

 昨日は大学時代の友達が泊まりに来た。
彼は現在博士号を取るために大学院に通っている。
ギター小僧で、大学時代はギターボーカルとして
いい味を出していた。

IQもメチャ高くて、教授の息子だからそれなりに
金持ち。でも、そんなことひけらかすわけもなく
どちらかというと地味な印象すらある彼。

その気になればもてそうなぐらいかっこいいのに。
本人そういうことにまったく興味がないようだ。

彼のそんな謙虚さが好きで、ずっと仲良くしている。そんな彼に、昨日ギターを教えてもらった。

大学入って最初のころアコギを弾いていたけど
全然上達しなくてやめた。

けど、Jack Jhonsonの“On and on”を弾いてみたくて。ビールのみながらずっと弾いていたら指が痛い。

アコギの音は大好きだ。今日も練習しよう。

Jack Jhonsonっていい人生送ってるよなあ。
サーフィンうまくて、ポロっと出したアルバムが
200万枚とか売れちゃって、もうずっと好きなサーフィンしながら気ままに暮らせるではないか。

うらやましい。

砲丸投げ

2003年8月30日
昨日見たのですよ。
いや、200mを見たかったのですが、
その前にやってたので、ビール飲みながらついつい。

砲丸投げってすごい楽しかった。

なんか、選手によってリアクションが違うところが
またいい。

フンヌッ!

って投げる瞬間に「ぬおぉぉー!」って言う人
もいれば、投げた後に一呼吸おいてから

「△×☆%○ー!!!」

(↑何言ってんだかわからないんだけど、
とりあえず感情を剥き出しにして、気合を入れているつーのだけはわかる)

って言う人とか。。。。。

ムッキムキの体つきをしたゴッツイフランス人の
女子選手が、投げたボールの行方をちょっと
不安げに見つめる瞳のあどけなさとか。

わりと面白ポイントがたくさんあって、楽しめた。

それよりも一番ツボにはまったのが、
ボールが落ちた直後に走ってくる“ラジコンカー”
だ!

あー、あのラジコン操縦してみてぇ。

だって、すごいかわいい。

ボールが地面にドスンって落ちた映像が流れると
必ず右後方から“ぶいーん”って走ってくる。

メチャクチャ必死そうなのがまたいい。

ルームシェア組みは、テレビ中継中、
ずっと赤い車に夢中でしたとさ。


今の仕事をしていて、関わった人間からこれだけ
誕生が喜ばれない本っつーのも珍しい。

それぐらいの“問題物”が今日、上がってきた。

コイツは全国の書店はもちろん、コンビニでも
売られるだろう。
どれぐらいの女性がこれを買うのか?
面白そうだと手に取ってくれる人とはどんな
人なのか?
今後も買いたいと思わせるような中身のある
ものだったか?

気になることは山ほどある。

最初の1週間で売れ行きの動向がわかるというから、これからしばらくはドキドキしながら
毎日を過ごすのだろう。

今回の媒体を経験してみて、いろんなことを
学んだ。

30過ぎの女の怖さ、図々しさ。

女性の美しさって、30歳を過ぎたら着飾るものより
生き方が表情に出てくる。

バリバリのキャリアを持っている女性は、当然
物腰や表情もクールだろうし、その逆の人もいる。

自分が30歳になった時、どんな表情をしていたいのか? それをきちんと意識して生活していかないと
ダメだと、痛感させられた。

ある意味、反面教師のような人の集団の中で仕事をしたから、こういうことが見えてきたのだ。そのチャンスを与えてもらっただけでも、ありがたいと思うべきなのかもしれない。

今週は、私にとっていろんな判決を受ける週だ。

はあー。

上がったり、下がったり
私のココロの中は今、起伏が激しくて困る。

非常に生々しい夜

2003年8月27日
激安焼肉屋にて。

夜中からビールをしこたま飲む。

月イチのものがきていたので、
肉を見るだけでオエップとなっていた私は

肴に大量のナムルを選んだ。

昨日はルームメイトのガーデン君の誕生日会
だったのだ。

彼は今年で26になる。

「無駄に年取ってんなあ」が彼の感想。

まあ、有意義な年のとり方している人のほうが
少ないと思うがね。自分含め。

自分がいつ生まれたのか、どういう風に生まれたのか話していたら、帝王切開やら子宮外妊娠だわ、
生々しい話のオンパレードだった。。。

あんまり最近お肉食べてないなー。
なんか、意識して食べないようにしていたら
それほどカラダが欲しなくなったのだ。

体重、少しは減ったかなあ?

本当に。

縁って何?

じぇんじぇんわからん。

「ご縁がなかったので」

って、一番聞きたくない言葉だ。

だったら「あなたは会社のカラーに合わないから
ダメだよーん」とかっていわれたほうがまだマシ。

が、

ついついお参りして神頼みしてしまう私は本当に
小さい人間だ。

しょぼーん。


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