ニコラス・ケイジ主演。しかも双子役で。
「デブでもてない40歳」と「デブのくせにモテる40歳」
を巧みに演じわけていた。

個人的には、デブでモテないニコラス・ケイジのほうが
好きだ。

インテリ作家役メリル・ストリープは、自分を夢中に
させてくれるものを求めているのだけれど、取材の途中で
出会った男が持つ狂気じみた熱中癖にどんどん引き込まれて
いく。そして、だんだん堕ちていく様がリアルでよかった。

どうしてだかわからないけれど、熱中できる何かって
私も求めていると思う。

それがあるほうが、生きている実感をしやすいからか。

そういうのがない自分のことを、深みのない人間だと
思ってしまう自分がいるからか。

でもでも、ものを書く人間は対象にのめり込みやすい
すぎたらダメだと思うんだよなー。

メリル・ストリープはルポライターとして、対象から
距離を取っているうちにどうしてもその距離を縮めたい
っていう衝動にかられたのかな。それって一種の職業病
だよな。

でも、メリル・ストリープってこういう役を演じるのも
上手だなと思ったけど、

自然災害とかと闘うマッチョなオバサン役が一番
似合うよなー。

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