旅する胃袋

2004年6月17日 読書
旅の目的の上位ランクに入っているのが「食」である
塩辛にとって、食べ物がおいしい国は無条件で「いい国」だ。

例えばタイのトムヤムクンとか、ベトナムのフォーとか、
韓国のキムチとかサンゲタン、挙げたらキリがない。
共通しているのは、スパイスを使ったアジア系料理が好き
なんだということ。

食べることを大切にしている国は、人生を楽しんでいる
人が多い、気がする。

著者が旅した各国の食べ物を紹介しているこの本は、
旅のエピソードとともに、レシピも添えられていて、
おまけに写真もきれい。
紀行文にありがちな、著者の旅への思いだけが一人歩き
しているおしつけがましい感じもないのがいい。

一人でどんなところにも行ってしまう著者の行動力に
ちょっと刺激されたりもする。

うまいもん食べたいとき、旅行に行きたいんだけど
いろんな事情で行けないとき、ビールを飲みながら
読むのにぴったりの本だ。

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