初恋のきた道

2004年6月16日 映画
初恋の甘酸っぱさ全開! という感じの映画でした。

こそばゆいわけではなくって、暖かい気持ちになれるというか。。

主人公の女の子が、井戸を掘る男達のためにお弁当を作るシーンが
ある。その中には、彼女が一目ぼれをした男も混じっていて、
恋する男のために彼女はお弁当を作るのさ。それはそれは真心こめて
丁寧に。他の男が食べてしまうかもしれないのに、ほんのわずかな
期待を込めて毎回作るのです。

そして、それを遠くから見ているのですわ。ちらちらと。

「食べるかな、食べないかな? あー、他のヤツが食べちゃった。
しょぼーん」みたいな。その間、セリフはないけれど、主演女優の
細かく変化する表情がそう語っている。

なんていうか、その映画を見ながらベランダから入ってくる
風を受けていたら、中学生のときの自分を思い出した。

「いるかな? いないかな?」とかドキドキしながら
当時大好きだった男の子の姿を探しに夏祭に出かけたこと。

ほんとは浴衣を着たかったけど、買ってもらえなかったから
自分的マイベストなワンピースを着ていったこと。

初恋は常に靄がかかっていて、自分にとっていい部分だけ
がピンク色に見えるものなり。

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