昨日、キリンジという私が大好きな兄弟バンドの兄を見た。

「あっ」と思ってずーっと、シゲシゲと見つめてしまったから
きっと変な女と思われただろう。

握手してもらいたかった、本当は。

いい曲作りますね、応援しています。これからも心に染みる
音楽を作ってください。

って、言ってお話したかった。

でも無理だ。気が米粒大ほどしかないから。

キリンジのアルバムの売れ行きはおそろしく地味だという。

多分、そこそこ東京や大阪、名古屋とかその辺の土地だったら
彼らの存在を知る人も多いだろうけど、
そうでもない田舎の地方都市の人は、hitomiは知ってるけど、キリンジ
は知らないとか、そういう感じなんだろう。

なんだか切ない話しだ。

ミリオンセラーになってもおかしくないぐらいキャッチーで
素敵な曲をたくさん作っているのに・・・

なんちゅーか、世間で流行ってる「世界の中心で愛を叫ぶ」
とかみたく、タイトルからしてすべて想像がつく話しとか音楽
とかそういうものに安易に感動するのは相当危険だ、と自戒を込めて
思っている。

だって、きっとそのうちキリンジのよさとか伝えたいことについて
考えなくなってしまいそうだから。

キリンジ以外の、面白くて素敵なバンドを見つけようとする
気持ちが起きなくなりそうだから。

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